The Brecker Brothers / Heavy Metal Be-Bop
- East River
- Inside Out
- Some Skunk Funk
- Sponge
- Sunky Sea, Funky Dew
- Squids
Randy Brecker: electric trumpet, keyboards, trumpet, background vocals
Michael Brecker: electric tenor saxophone, tenor saxophone, background vocals
Barry Finnerty: guitar, guitorganizer, background vocals
Neil Jason: bass, lead vocal
Terry Bozzio: drums, background vocals
Sammy Figueroa: percussion
Rafael Cruz: percussion
Kash Monet: percussion, background vocals, handclaps
Jeff Schoen: background vocals
Roy Herring: background vocals
Paul Schaeffer: fender rhodes
Victoria: tambourine
Alan Schwartzberg: drums
Bob Clearmountain: handclaps
ブレッカー・ブラザーズ4枚目のアルバムにして、初のライブアルバム。ブレッカー・ブラザーズが絶頂期を迎えたことを思わせる演奏です。このアルバムの演奏を空で口ずさむことができる人がかなりいると思われます。「ブレッカー・ブラザーズで一枚買うとしたらどれがいい?」と尋ねられたら間違いなくこのアルバムを薦めるでしょう。また、ドラムにテリー・ボジオを起用したことで、ジャズ・フュージョンファン以外の人にも聴かれたと思われます。
その内容は強力です。<1>以外はライブ演奏ですが、これが凄いのです。代表曲<3>サム・スカンク・ファンクはスタジオ録音のものより速く、激しくなっています。マイケルもランディも兄弟でエフェクトかけまくりなので、どちらが演奏しているかわからなくなりそうですが、このアルバムでのマイケルはぶっ飛んでいます。凄すぎます。ランディもバリバリ演奏します。テリー・ボジオを起用したことで音楽的に異なるビートを叩き出します。(書いていてテンションが高くなってしまいました。)キーボードがいないのも実はこの自由でスリリングな演奏の一因かもしれません。
「ヘビー・メタル・ビバップ」とはよく名づけたものです。あまりにもこのアルバムの印象が強いため、ブレッカー・ブラザーズといえば「ヘビー・メタル・ビバップ」という印象がついてしまっているようです。絶頂期を過ぎると、(どのバンドもそうなように)二人は別の方向を向き始めるのです。
一曲だけスタジオ録音された<1>ですが、これもカッコいいんです。ジャズではありませんが。
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よくわかんないんですが、コメントってこれに書けばいいのかな?
投稿: しゅうたろう | 2004.03.25 02:11 午前
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投稿: cobito | 2004.03.25 09:50 午前